東海高校男声合唱団OB会 「杏の会」

河合毅彦ピアノリサイタルが開催されました

普段伴奏者としてお世話になりっぱなしの河合さんに、ピアニストとしての才能を遺憾なく発揮してもらおうと、杏の会主催で「河合毅彦ピアノリサイタル~ロマン派の集い…杏の会の仲間とともに」が開催されました。
会場は100名規模のコンパクトな「HITOMIホール」で、チケットはほぼ完売。当日も生憎の空模様にも関わらず、座席は9割方埋まっていました。

河合さんのショパンの小品集ステージの後は、あまり耳にする機会のないショパンの歌曲ステージでした。ソプラノソロは「若き芽のコンサート」で前回優勝した紅村兆乃(こうむらひろの)さんで、ポーランド語での歌唱を極めるために、ポーランド大使館まで赴いて修練されたとか。ポーランド大使館の協力を得られたのは大須賀さん(39年)の人脈の広さによるもので、杏の会の人材の多様さならではです。
河合さんのピアノ・紅村さんの参加・ポーランド大使館の協力…いずれも杏の会ならでは実現できなかったことで、このショパンの歌曲のステージは杏の会の底力が発揮されたステージだったと思います。


その後は現役4人によるアンサンブルステージでした。若者らしい(少年らしい)外連味のない、清冽な素晴らしい演奏でした。打ち上げの場でも杏の会メンバーから高い評価の声が多々上がりました。


その後の杏の会の演奏は、やはり「本番に強い」本領を発揮し、会場の音響のすばらしさにも助けられて過去イチの出来となりました。




あとは最終ステージ、河合さんのピアノソロを残すのみとなりましたが、実はオモテには出ない壮絶な戦いが舞台ウラでは繰り広げられていました。
「HITOMIホール」は撤収時刻を「厳守」という点に関して、尋常ではない厳格さでした。なんでも「17時になるとタイマーで『セコム』がかかり出られなくなる。しかも人感センサーが作動するので、微動だにできない状態で朝まで待たなければならなくなる」という話でした。
そんなわけで係の人の舞台進行に対する「圧」がとてつもなく大きなものだったのですが、途中で最大8分押しの状態に‥‥。
それからは休憩時間を2分カットしたり、アナウンスを早口で飛ばしたりと、細かく挽回していたのですが、最終ステージ前に、「アンコールは1曲がギリ。それも短い方で」という、河合さんにとっては苦渋の状況になっていたのです。

しかし、その状況こそが、最終ステージで奇跡を生む力となりました。
なんとしてもアンコールを2曲弾きたい河合さんは、ただでさえ超絶技法の超難曲『ショパン・ピアノソナタ第3番』を、「押し」挽回の「巻き巻きアップテンポ」で弾ききったのです。その鬼気迫る演奏・「超」を越えたテクニックに、会場は完全に魅了されました。

「河合さん! カッコいい!!」

かくして、最終的には予定通りアンコールを2曲含め、全プログラムを無事完遂することができました。(時間はなんと!「2分巻き」という結果となりました。)

打ち上げ会場にはソリストの紅村さんも参加してくださり、更にはご実家のケーキ屋さん(名東区「ワイルド・ストロベリー」)の看板商品「おいもリッチ」の差入れもいただきました。

杏の会の次の演奏会は来年夏の演奏会です。今秋には練習が始まります。
杏の会もご多分に漏れず「高齢化」の波が押し寄せていますが、次の演奏会もお互いに元気でお顔合わせができますよう、祈念しております。
皆さん振るって参加しましょう。


永見隆幸さん主催で杏の会が協力する塩澤誠彦生誕記念公演が上演されます

永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニーが主催しモーツァルト200合唱団と杏の会が協力する『モーツァルトの饗宴 ~塩澤誠彦生誕百年記念公演~』が来る6月2日(日)14:00より愛知県芸術劇場大ホールにて上演されます。

<塩澤誠彦先生の愛したモーツァルトの珠玉の名曲を、永見隆幸さん指揮による中部フィルハーモニー交響楽団の演奏でお届けします!>

杏の会からは8名の有志が合唱に参加します。
演奏会のチラシと案内文を掲載します。演奏会の主旨は案内文に丁寧に書かれています。
モーツァルトの饗宴 ~塩澤誠彦生誕百年記念公演~ 案内文


杏の会の皆さんも塩澤先生を偲び、ぜひお聴きください。
なお、チケットの必要な方は杏の会事務局までご連絡ください。

モーツァルトの饗宴 ~塩澤誠彦生誕百年記念公演~ チラシ


メリー・アーティスツ・カンパニーの公演案内
http://www.merry-artists-company.com/information/5153


ミニコンサート参加者再募集

杏の会の皆さん
2024年2月25日杏の会のミニコンサートの出演者、協力者を再募集します。
前回お知らせしたステージ構成に加え、現役中高生の参加が決まりました。
10月の終わりには練習が始まります。といっても、歌いやすく、お洒落な曲ばかりです。
なお参加できない方は、会場の手伝いなどスタッフとして、あるいは打ち上げの懇親会のみでもOKです。

下記の①~④について返信してください。

■2024杏の会主催「河合毅彦ピアノコンサート」概要
メインテーマ:ロマン派の集い〜ショパン歌曲と男声合唱〜(仮題)
日時:2024年2月25日(日) (14時〜16時)
会場:HITOMIホール(名古屋市中区葵3-21-19)

 ステージ構成(案)
1.河合毅彦ピアノソロ演奏  10分程度
ショパン 24の前奏曲Op.28から7番〜12番

2.ショパンの歌曲(歌唱ソロ:紅村兆乃) 伴奏:河合毅彦 15分程度
ショパン歌曲集Op.74から9曲

〜〜休憩(15分程度)〜〜

3.現役生 合唱  15分程度

4.杏の会 合唱  15分程度
ドイツロマン派の男声合唱曲小品集

5.河合毅彦ピアノソロ演奏 25分程度
ショパン ピアノソナタ第3番Op.58

6.(河合毅彦アンコール)


コンサートに
①出演        ・打ち上げ参加 ・打ち上げ不参加
②スタッフとして   ・打ち上げ参加 ・打ち上げ不参加
③観客と打ち上げのみ参加
③観客のみ参加            
*不参加の方は1000円以上の御寄附お願いします。

なお、出演者  6,000円(チケット3枚込み) 
スタッフ 6,000円(チケット3枚込み)
チケット1枚2,000円(席数105席)
打ち上げ参加費は6,000円程度

振込先:三菱UFJ銀行 大津町支店普通 5140228
アンズノカイ カワサキ ショウジ

■練習日程
練習日程は前回の案内から変更はありません。

コンサート概要と楽譜については会員専用ページをご覧ください 
ユーザー名、パスワードが不明の方は杏の会事務局までお問い合わせください。

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《杏の会事務局のお問い合わせおよび連絡先》
左のメニューの「問い合わせフォーム」をご利用いただくか、
メールアドレス: info@anzunokai.net へどうぞ

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